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1.2 ADI-2 Pro:ヘッドフォン・アンプとしてADI-2 Proで音楽を楽しむ

掲載日:2017/09/15

ADI-2 ProはUSB DACだけではなく、ヘッドフォン・アンプとしても秀逸で、ヘッドフォンの特性を最大限に引き出す極めて透明でクリアなサウンドが最大の特徴です。2系統のヘッドフォンポートは、最大2セットのヘッドフォンを接続できるだけではなく、バランス駆動のヘッドフォンにも対応しており、ヘッドフォンでの音楽鑑賞の喜びを最大限にサポートします。また、Extreme Powerモードによるハイパワー出力により、ハイ・インピーダンスのヘッドフォンも容易にドライブすることができます。

ヘッドホン入力



1. 再生機器をADI-2 Proの入力端子に接続する

ヘッドフォンで試聴したい再生機器を、本体に接続します。PCから再生する場合はUSB端子に、CDプレイヤーやBDプレイヤーなどデジタル出力を搭載する機器はデジタル入力端子に、レコード・プレイヤーやカセットデッキ・プレイヤーなどのアナログ機器はアナログ入力端子に接続します。

ADI-2 Pro 背面入力

付属のブレイクアウト・ケーブルをリアパネルのD-sub端子(DIGITAL I/O)に接続することでAES/EBUまたはコアキシャルSPDIFによるデジタル入力*も可能です。

ブレイクアウトケーブル

アナログ入力はフォーン端子とXLR端子の双方に対応するコンボ・ジャックです。アンバランスのRCAケーブルでアナログ入力を行う場合には、標準的なTS ⇔ RCA変換アダプターを装着するだけでADI-2 Proに接続することができます。

RCA

* デジタル接続に関する詳しい情報について製品付属のADI-2 Proユーザーガイド「22 デジタル接続」をご参照ください。また、「ADI-2 Pro:ケーブルを接続する [デジタル入力編・DACとして使用する]」も合わせてご参照ください。



2. ADI-2 Proの電源を投入する

本体の電源ボタンを押してADI-2 Proの電源を投入します。

ADI-2 Pro 電源ボタン



3. ヘッドフォンを本体正面のPH 3/4に接続する

ヘッドホン接続

ADI-2 Proのメイン・ヘッドフォン出力はPH 3/4です。PH 1/2は2台目のヘッドフォンを接続する場合とバランス・ヘッドフォンを使用する場合にのみお使いください。

※ 音楽再生中にヘッドフォンを接続すると、背面のアナログ出力が自動でミュートされ、ヘッドフォンの音量がゼロから徐々に設定値まで上昇します。これは、ヘッドフォンを接続した瞬間に大音量で耳を痛めないために工夫されたADI-2 Proの標準の動作です。



4. 本体のI/Oボタンを押してPhones Out 3/4 で試聴するソース(音源)を選択する

アナログ入力やAES、SPDIFにCDプレイヤーやBDプレイヤーを接続して、それらを個別に試聴する場合には、試聴するソースをAuto、AES、SPDIF、Analog、USB 1/2、USB 3/4から選択します。出力1/2と同じ音源を試聴する場合は初期設定の「Auto」のままにします。

ソース(Source)を選択

ソースの選択
  1. 本体正面のI/Oボタンを押します。
  2. エンコーダー①を回し、「Phones Out 3/4」を選択します。画面の2段目(Phones Out 3/4の下)に「Settings」と表示されていることを確認し*、エンコーダー①またはエンコーダー②を押して薄緑色の選択箇所を上下に移動させ、「Source」を選択します。
  3. エンコーダー②を回して試聴したいソースをAuto、AES、SPDIF、Analog、USB 1/2、USB 3/4から選択します。
ヘッドホンソース 表示

*画面の2段目の項目が「Settings」と表示されていない場合は、次の方法で表示させます: エンコーダー①、またはエンコーダー②を押して選択箇所を上下に移動させ、2段目の項目(Phones Out 3/4の下)を選択します。2段目を選択すると右側に②と表示されるので、エンコーダー②を「Settings」が表示されるまで回してください。

**PH 3/4の設定に関する詳細は製品付属のADI-2 Proユーザーガイド「12.3 Phones Output 3/4( ヘッドフォン出力3/4)」をご参照ください。



5. 音楽を再生してボリュームを調整する

本体のVOLUMEエンコーダーを回すと音量の調整が可能です。

ADI-2 Pro ボリューム



VOLUMEエンコーダーを押すと画面が「Main Output 1/2(背面の出力端子)」および「Phones Out 3/4(正面のヘッドフォン端子)」に切り替わり、それぞれの音量の設定が行えます。

5_volume_switch



6. Bass/Treble(ベース/トレブル)で音質を調整する

ベーストレブルの調整

イコライザーを調整して素早く簡単に好みのサウンドを作ることができます。メーター画面が表示されている時に、B(エンコーダー①)、T(エンコーダー②)を回して調整します。Bがベース、Tがトレブルです。

* 各フィルターの周波数やゲイン値の設定に関する詳細は製品付属のADI-2 Proユーザーガイド「12.2.2 Bass/Treble(ベース / トレブル)」をご参照ください。より細かい音質調整が必要な場合はEQボタンからアクセスできる5バンド・パラメトリックEQ機能をお使いいただけます。パラメトリックEQ機能に関する詳細はユーザーガイド「13. EQ(イコライザー)ボタン」をご参照ください。



7. PH 3/4の基準レベルを切り替える

高い出力を必要とするヘッドフォンをお使いの場合はHi-Power(ハイ・パワー)をONにしてPH 3/4の出力レベルを標準よりも15 dB 高い+22 dBuに上げることも可能です。Hi-Powerオフ時は最大出力レベル+7 dBuに相当します*。

* 現在の殆どのヘッドフォンはHi-Powerがオフでも十分な出力が得られます。ヘッドルームを確保するため、通常はHi-Powerをオフにすることをおすすめします。Hi-Powerに関する詳細は、ユーザーガイド「8.1 Extreme Power ヘッドフォン出力」をご参照ください。

設定はI/Oボタンを押して表示されるメニューのPhones Out 3/4 – Settings – Hi-Powerにて行います:

ハイパワーの設定
  1. 本体正面のI/Oボタンを押します。
  2. エンコーダー①を回し、「Phones Out 3/4」を選択します。画面の2段目(Phones Out 3/4の下)に「Settings」と表示されていることを確認し*、エンコーダー①エンコーダー②をそれぞれ押して 薄緑色の選択箇所を上下に移動させて「Hi-Power」を選択します。
  3. エンコーダー②を回してHi-Powerをオンにします。

Hi-Power Settings

*画面の2段目の項目が「Settings」と表示されていない場合は、次の方法で表示させます: エンコーダー①またはエンコーダー②を押して選択箇所を上下に移動させ、2段目の項目(Phones Out 3/4の下)を選択します。2段目を選択すると右側に②と表示されるので、エンコーダー②を「Settings」が表示されるまで回してください。

バランス・ヘッドフォンについて

ADI-2 ProはPH 3/4 を左、PH 1/2を右のチャンネルとして使用するバランス駆動のヘッドフォンの接続にも対応しています。バランス駆動のヘッドフォンの接続に関しては、後ほど別のチャプターで紹介する予定です。



1章 DAC機能 〜音楽をいい音で楽しもう

1.1 PCに接続してDACとしてスピーカーで音楽を楽しむ
1.2 ヘッドフォン・アンプとしてADI-2 Proで音楽を楽しむ
1.3 DSD Directモード 〜DSDファイルをダイレクトに再生〜